
● 動画のスクリプトと和訳・解説テキスト:

Hey, did you get the lettuce for tonight’s tacos? Don’t tell me you forgot.
「ねぇ、今夜のタコス用のレタス買ってきた?まさか買い忘れてないよね?」
get something for ~ は「~のために何かを手に入れる」という意味、Don’t tell me you forgot. は丸ごと覚えておきたい定番セリフで「忘れたとは言わないでね」とか「まさか忘れていないよね」みたいな意味になります。


Yep! Mission accomplished. The lettuce made it home safe and sound.
「もちろん!任務完了さ。レタスは無事に我が家に到着してるよ」
Mission accomplished. は軍や警察・消防などでよく使われる定番セリフで「任務完了」「任務達成」という意味を表します。make it home は「家に辿り着く」という意味、safe and sound は「無事に」という定番パーツで、ここでは The lettuce made it home safe and sound. で「レタスは無事家に辿り着いた」という意味になります。


Great, let’s chop it up …Wait. This isn’t lettuce. This is cabbage! How could you mess this up?!
「よかった、さっそく刻もう。…ちょ、待って。これレタスじゃないわ。これキャベツでしょ!どうやったらこんなの間違えるのよ!?」
chop up は「細かく切る」「刻む」という意味の句動詞で、it などの代名詞を目的語にする場合は chop it up のように真ん中に置きます。同じように mess up も「しくじる」「台無しにする」という意味の句動詞で、これも this のような代名詞を目的語にする場合 mess this up のように真ん中に置きます。


What? It’s green, it’s round, it’s crunchy. Lettuce, cabbage… they’re practically cousins.
「え?緑で、丸くて、シャキシャキだろ。レタスにキャベツ…実質、親戚みたいなもんじゃん!」
crunchy は「カリカリ」「パリパリ」「シャキシャキ」「ザクザク」のような食感を表す形容詞です。practically は「実際には」「実質的には」「事実上は」といった意味の副詞で、ここでは they’re practically cousins で「(レタスもキャベツも)実際のところ、親戚みたいなもんだ」と言っていることになります。


Oh, genius! You had one job! Just lettuce. That’s all! I told you like a hundred times!
「おい天才さん!こんな簡単なおつかいさえ出来ないの?ただレタスを買うだけだよ!あれだけ何度も言ったのに!」
さて、ここで出てきたのが今回取り上げる定番セリフ You had one job! です。これは「あなたには一つの仕事があった」という意味ではなく、「たった一つの仕事さえ出来ないの?」「こんな簡単なことも出来ないの?」といった不満や呆れた感情を表す定番表現です。That’s all. も丸ごと覚えておきたい表現で「それだけ」という意味を表します。


Hey, look on the bright side. At least I didn’t bring home a watermelon, did I?
「おいおい、前向きに考えろよ。少なくともスイカを買って帰ってきたわけじゃないんだから」
今回も丸ごと覚えておきたい定番表現が盛りだくさんですが、look on the bright side を直訳すれば「物事の明るい面を見る」ということで、「前向きにとらえよう」とか「良い面に目を向けよう」といったポジティブさを表す定番表現です。文末の ~, did I? は付加疑問文で、相手の同意を求めるような尋ね方をすることが出来ます。


Even kids get it after hearing it once. You hear it ten times and still don’t get it!
「一を聞いて十を知る子供だっているのに、あんたは十聞いても一つさえわからないんだから!」
get it は「理解する・わかる」という意味、ここでは Even kids get it after hearing it once. You hear it ten times and still don’t get it! で「一を聞いて十を知る子供だっているのに、あんたは十聞いても一つさえわからない!」と怒っているわけです。なかなか辛辣ですね😅


Oh, come on. Lettuce, cabbage… they’re basically the same thing. I mean, who even cares once it’s in a taco?
「なんだよ、レタスもキャベツも同じようなもんだろ。タコスに入れちまえば誰も気にしないって!」
cabbage は「キャベツ」のこと。basically は「基本的に」という意味の副詞です。I mean は「つまり」とか「要するに」といった意味の前置き系パーツで、何かを要約したり言い換えたりする際に使います。Who cares? は「誰が気にするの?」つまり「誰も気にしない」という意味の定番表現です。


Ha?! That’s like saying sparrows and penguins are the same kind of “bird”!
「は?そんなこと言ったらスズメもペンギンも同じ『鳥』だって言ってるのと同じよ!」
That’s like saying ~.は「そんなの~だと言っているようなものだ」という意味の定番表現。sparrows は「スズメ」のこと、penguins は「ペンギン」で、これは誰でもわかりますね。


Well… they both have wings, don’t they? Okay, okay, maybe not the best example, but you get my point.
「でも…どっちにも翼はあるだろ?わかった、わかったよ、あんまりいい例えじゃないけど、言いたいことは分かるだろ?」
ここでも ~, don’t they? という付加疑問文が使われていました。ここでは They both have wings, don’t they? で「(スズメもペンギンも)翼はあるだろう?」のように相手の同意を求めているような尋ね方になります。get one’s point もぜひ覚えておきたい表現で「(人の)話の要点・ポイントを理解する・言いたいことがわかる」といった意味を表します。


Yeah. If you put it that way, you and I both have brains… but the only one who forgot to use it is …YOU!!
「そうね。それを言うなら、私もあんたも脳みそはあるけど、使うのを忘れてるのはアンタだけってことね!」
最後も良い定番表現が出てきました。If you put it that way は「もしあなたがそんな風に言うのなら」「そう言われると」といった意味の定番パーツです。forget to ~ は「~するのを忘れる」という意味、forget + -ing なら「~したことを忘れる」という意味になります。

● ディクテーションの解答と解説:
You had one job, and you still messed it up?
「こんな簡単なことなのに失敗したの?」
You had one job. を直訳すれば「あなたには一つの仕事があった」となりますが、これは「こんな簡単なことも出来ないの(出来なかったの)?」といった呆れや失望、怒りを表す定番表現です。mess up は動画にも出てきたように「しくじる」「ヘマをする」「台無しにする」という意味の句動詞で、it のような代名詞を目的語にとる場合は mess と up の間に置きます(mess up it とはしない)😊
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