
● 動画のスクリプトと和訳・解説テキスト:

Hey!! It’s already 9:30! We were supposed to leave at eight — and you’re giving the speech at Ryan’s wedding today, right?!
「ちょっと!!もう9時半よ!8時に出る予定だったのに…今日、ライアンの結婚式でスピーチするんでしょ!?」
(be) supposed to ~ は「~することになっている」「本来であれば~するはずである」といった義務や取り決め、当然の成り行きを表すことが出来る定番表現です。ここでは We were supposed to leave at eight. で「8時に出発する予定だった」といった意味になります。give a speech at one’s wedding は「(人の)結婚式でスピーチする」という意味の定番表現です。


I know, I know! I can’t believe it’s already 9:30… How did this happen?! My alarm betrayed me.
「わかってるって!もう9時半なんて信じられない…なんでこうなった!?目覚まし時計に裏切られたな」
How did this happen? は「なんでこうなった?」という意味の定番セリフで、今まさに起きている現状について嘆いたり、驚いたりする時に使います。似たセリフに How did that happen? と言うのがあって、こちらは「何でそうなった?」のように、他人の話や過去の出来事について同じように嘆いたり、驚いたりする時に使います。


Your alarm didn’t betray you. You betrayed yourself — you hit snooze six times in a row!
「目覚まし時計はあなたのことを裏切ってはいないわよ、裏切ったのはあなた自身じゃない。スヌーズボタンを連続で6回も押したくせに!」
betray は「~を裏切る」という意味の他動詞で、ここでは You betrayed yourself. で「あなたが裏切ったのはあなた自身」、つまり「自業自得だ」とか「自分が悪いんじゃない」みたいな意味の定番セリフになります。hit snooze は「(目覚まし時計の)スヌーズボタンを押す」、in a row は「連続で」という意味の定番パーツですので、You hit snooze six times in a row! なら「スヌーズボタンを連続で6回も押したくせに!」と言っていることになります。


Oh no… we’re doomed. They’re gonna start the wedding without the best man.
「やばい…もう終わりだ。新郎の友人代表なしで式が始まっちゃう」
doom は「運命」「破滅」のことで、doomed のように形容詞にすると「運の尽きた」「絶望的な」といった意味になります。the best man というのはアメリカの結婚式における新郎の「友人代表」「付添人」のことを指します。


We can still make it if you move now. Come on, this is not the time to think — just go!
「まだ間に合うわよ、急げばね。ほら、考えてる時間なんてないの!とにかく行こう!」
can still make it は「まだ時間に間に合う」という意味の定番表現、ここでは We can still make it if you move now.で「今すぐ出発すればまだ間に合う」と言っていることになります。this is not the time to ~ もぜひ覚えておきたい定番表現で「今は~している場合ではない」という意味を表します。


Okay, okay, I’m hurrying… but wait — do you think this tie matches my jacket?
「わかったよ、急いでるって…でも待って、このネクタイ、ジャケットに合ってると思う?」
I’m hurrying. は人に急かされた時に「(わかってる)急いでいるよ」のように言い返す時によく使う定番セリフです。this tie matches my jacket は「このネクタイはジャケットに合っている」という意味ですね。


Come on! Who cares about your tie right now?! The wedding starts soon!
「ちょっと!今あんたのネクタイなんて誰が気にするのよ!?もうすぐ式が始まるのよ!」
Who cares about ~? もぜひ覚えておきたい定番質問フォームで「~について誰が気にするの?」という意味を表します。ここでは Who cares about your tie right now?! で「今あんたのネクタイなんて誰が気にするのよ!?」と言っていることになります。


Alright, alright… but I can’t find my lucky pen. I definitely need it for a big day like today.
「わかったって…でもラッキーペンが見つからないんだ。今日みたいな特別な日には絶対必要なんだよ」
can’t find ~ は「~が見つからない」という意味、lucky pen というのは文字通り「ラッキーペン」のことで、使ったり所持したりすると運が良くなる験担ぎのラッキーアイテムで、お守りのようなペンのことを言います。definitely は「絶対に」「確実に」という意味の副詞、そして big day と言うのは「大事な日」という意味です。


You don’t need a lucky pen — you need to move right now! Shake a leg!
「ラッキーペンなんかいらないわよ!今必要なのは『行動』よ!早くして!」
さて、ここで出てきたのが今回取り上げる定番セリフ、Shake a leg! です。これを直訳すると「足を振って!」となりますが、実際には「早くして!」「さっさと始めて!」のように、モタモタしている相手に対して行動を促す定番のセリフになります。


Alright! Jacket on, tie… questionable, but on. I’m fired up — Whoaah! I’m like a human power plant!
「わかった!ジャケットよし、ネクタイ…微妙だけどよし!気合入ったぞ!うおォン、俺はまるで人間火力発電所だ」
questionable は「疑わしい」「疑問の余地がある」といった意味の形容詞です。fired up は「(気持ちが)燃えている・ハイテンションになっている」という意味、つまり「イケイケ・アゲアゲの気分である」ということです。power plant は「発電所」のことですね。


Then use that power to get us out the door — Ryan’s really counting on you.
「じゃあそのパワーで早くドアを出て!ライアンは本当にあなたを頼りにしてるんだから」
Use that power to ~ は「その力・パワーを使って~して」という意味、ここでは Then use that power to get us out the door. で「じゃあ、そのパワーを使って早くドアを出て!」と言っていることになります。count on someone は「(人を)あてにしている」という意味の定番表現です。


Oh, wait — I should fix my eyebrows and trim my nose hair. What if people notice it during my speech?
「あ、そうだ。眉毛を整えて鼻毛も切っておかないと。スピーチの時、みんなに見られたらどうする?」
fix one’s eyebrows は「眉毛を整える」という意味、そして trim one’s nose hair は「鼻毛を切る」という意味です。What if ~? は「もし~だったらどうする?」という定番フォームで、ここでは What if people notice it during my speech? で「スピーチの時、みんなに見られたらどうする?」といった意味になります。


Okay, fine. Stay here and keep “getting ready” for the rest of your life. I’ll go to the wedding alone!
「もういい。あんたここで一生『準備中』やってれば?私一人で結婚式に参加してくるから!」
keep ~ing は「~し続ける」という意味ですので、keep getting ready なら「準備し続ける」といった意味になります。for the rest of your life は「残りの人生ずっと」という意味の定番パーツですね。

● ディクテーションの解答と解説:
You’d better shake a leg if you want to catch that train.
「あの電車に乗りたいのなら急がないとマズいよ」
You’d better ~. は You had better ~ の縮約表現で「~した方がいい(さもなければ…)」とか「~しないとマズイことになるよ」といった警告に近い忠告の定番表現です。Shake a leg! は「足を振れ!」という意味ではなく「急げ!」「グズグズするな!」のように相手の行動を急かしたり促したりする際に使うスラングです。catch a train は「電車に乗る」という意味ですね😊
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