● 動画のスクリプトと和訳・解説テキスト:
I’ve been thinking about starting yoga, but I’m not sure if it’s for me.
「最近、ヨガを始めようかと思っているんだけど、自分に合ってるかどうかわかんないんだよね」
I’ve been thinking about ○○ というフレーズは「最近○○について考えています」という意味を表す現在完了進行形の定番表現です。about の先には名詞を続けたり、今回のように動名詞を続けたりすることで「○○することを考えている」という意味を表せます。ここでは starting yoga …と続いているので、「ヨガを始めようかどうか考えています」という意味になりますね。
次に、I’m not sure. も日常会話でよく使われる定番の表現です。「よくわからない」とか「自信がない」という意味で使われます。if を続けると「○○かどうかよく分からない」という表現になります。例えば I’m not sure if it’s for me. は
「自分に合っているかどうかわからない」という意味になります。
Hmm, I don’t know… You won’t know unless you try, right?
「うーん、そうだね…でも、やってみなきゃわかんないよね」
ここでも便利な表現が出てきましたね。You won’t know unless you try. というのは、「試してみなければわからない」という意味の定番表現です。こういったネイティブが使う表現は、そのまま覚えて使ってみると英会話の力がぐんぐん伸びます。
I wonder if I can keep up…Believe it or not, despite how I look, my body is actually pretty stiff.
「続けられるかどうか…意外と私、こう見えて体がかなり硬いのよ」
I wonder if ○○ も日常会話でよく使われる表現です。「○○かなぁ?」と疑問を表すときに使います。Keep up は「頑張り続ける」「継続する」という意味の句動詞です。ここでは「ヨガを始めても果たして自分に続けられるかなぁ?」といった疑問や不安を表しています。
Believe it or not は「信じられないかもしれませんが」とか、「驚くかもしれませんが」という意味の前置き的な定番表現です。また Despite how I look というのは「こんな風に見えるかも知れないけれど」という意味を表します。ここでは「自分がスポーティーに見えるかも知れないけれど、実際は体がかなり硬い」という意味を表しています。
It might be tough at first, but just give it a try and… see how it goes.
「最初はキツイかも知れないけど、ちょっと試して様子をみてみたら?」
It might be は「○○かも知れない」という、断定を避けた控えめな表現です。may be よりも might be を使うことで、さらに曖昧さを強調できます。tough at first は「最初は大変かもしれない」という意味ですね。
もう一つの英会話の定番表現が出てきました。それが Give it a try. です。ここでは Just give it a try. で「ちょっと試してみなよ」という意味になります。そして、See how it goes. は今回取り上げる定番セリフです。See how it goes を直訳すると「それがどのように進むか見てみる」という意味になります。つまり、物事の進み方や展開について、「様子を見てみましょう」という意味になるということです。
Yeah, I guess you’re right. I’ll just try it out. Oh, but you’re doing it with me, right? You said you’ve never done yoga before.
「そうね、あなたの言う通りだと思う。ちょっと試してみるよ。あ、でも一緒にやるんだよね?あなた、ヨガやったことないって言ってたもんね」
I guess は「たぶん○○だと思います」…のように推測を表す表現です。また、try it out も「試してみる」という意味で、さきほどのgive it a try と同じようなニュアンスの表現になります。次に You’ve never done yoga before. という現在完了形の否定表現が出てきました。never は、not ever と同じ意味で、過去から現在までの間に一度もやったことがないことを示します。
Wait, me?! No, no, I’m just here for moral support. You know, to let you go at your own pace and see how it goes!
「待って、僕も?いやいや、僕は君の心のサポートをするだけだからさ…」
Moral support は「精神的な支え」という意味です。また、「let someone + 動詞」で「誰かに○○させる」という意味になります。let you go at your own pace は、「あなたのペースでやってもらう」という意味ですね。
Oh come on, it’ll be fun together! We’ll both try it out and… see how it goes.
「ちょっと待って、一緒にやったら楽しいよ!二人で試してみて、様子をみてみようよ」
Come on! は日常会話でよく使われる表現で、「ちょっと!」や「頼むよ~」とか…「おいおい」というニュアンスを伝えるときによく使われます。
Uh, no way, yoga isn’t really my thing!
「いや、無理、ヨガは本当に出来ないよ!」
No way! も覚えておくと便利な表現です。「まさか!」や「ありえない!」という強い否定を表します。また my thing という表現は「得意なこと」「好きなこと」を意味します。ここでは否定形になっているので、「ヨガは本当に苦手なんだ」という意味を表します。
You’re not getting out of this! Let’s see how it goes!
「あなた、逃がさないわよ!一緒に様子をみてみよう!」
get out of ~は「~から逃げる」という意味です。ここでは You aren’t getting out of this. 「これから逃げることはできないよ」、つまり…「逃がさないよ!」という意味になります。
● ディクテーションの解答と解説:
I’ll talk to him tomorrow and see how it goes before taking further action.
「明日彼と話をして、どうなるか様子を見てから次の行動を取ります」
talk to someone は「(人と)話す」という意味。そして see how it goes は今回取り上げた定番セリフですね「様子を見る」という意味です。ここでは before taking further action 「さらなる行動を取る前に」とありますので、どうなるか様子を見てから、次の行動を取る…と言っていることがわかります。take action もぜひ覚えておきたい定番表現ですね。「行動を取る」という意味です。
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