● 動画のスクリプトと和訳・解説テキスト:
So, have you made your New Year’s resolutions yet?
「で、新年の抱負はもう立てた?」
今回はいきなり定番セリフから始まりましたね。make New Year’s resolutions は「新年の抱負を立てる」という意味の慣用表現です。Have you + 過去分詞 + yet? は「もう~しましたか?」という動作の完了を尋ねる現在完了形の定番質問フォームです。ここでは Have you made your New Year’s resolutions yet? で「もう新年の抱負は立てましたか?」という意味を表します。
Oh, absolutely. My first resolution is to stop making resolutions.
「ああ、もちろん。僕の最初の抱負は『抱負を立てるのをやめること』さ」
absolutely は「完全に」「確実に」「絶対的に」という意味の副詞で、日常会話ではこのような副詞一語で「もちろん」とか「その通り」「間違いない」みたいな同意や否定を強調的に表すことが出来ます。例えば totally や definitely、exactly、certainly 等、日常会話でよく使う副詞は一通り覚えて言えるようにしておくと便利です。
That’s so you. But seriously, is there anything you actually want to work on this year?
「あなたらしい抱負ね。でも本気で聞くけど、今年何か実際に取り組みたいことあるの?」
That’s so you. もよく使う定番セリフですね。これは「いかにもあなたらしい」という意味を表します。seriously も日常会話でよく使う副詞の一つで「真面目な話」とか「本当のところ」「冗談抜きで」といった意味を表します。work on ~ は「~に取り組む」という意味の句動詞で、Is there anything you actually want to work on this year? で「今年、何か実際に取り組みたいことがありますか?」といった意味を表します。
Well, I’m thinking about hitting the gym. Maybe just once, you know, baby steps.
「そうね、ジムにでも行こうかって考え中。おそらくは一回だけ、超スローペースでね」
I’m thinking about ~ing. もぜひ覚えておきたい定番フォームです。これで「~することを考えている・検討中である」といった意味を表すことが出来ます。hit the gym も日常会話でよく使う定番表現で「ジムに行く」という意味を表します。baby steps は文字通り「赤ちゃんの歩み」ということで「小さな一歩」とか「ゆっくりとしたペース」といった意味を表します。
Oh, you’re impossible.
「あなたって本当にしょうがない人ね」
ここでも良い定番セリフが出てきました。You’re impossible. は相手の言動などについて呆れて「困った人だ」とか「わからず屋だ」「しようがない人だ」みたいな感じで言う時に使います。こういったフレーズは細かく分解せず、丸ごと真似して使ってみるのが一番です。
How about you, Miss Overachiever? Got any big plans?
「じゃ、君はどうなんだい、やる気満々さん?どんなすごい抱負があるの?」
How about you? は「あなたはどうなの?」といった意味の定番質問表現ですね。Overachiever は「頑張り屋さん」のこと。ここでは Miss Overachiever で「やる気満々さん」のようにふざけて揶揄するように言っています。Got any big plans? は Have you got any big plans? を短くした表現で「何か大きな計画がありますか?」という意味を表します。
I’m planning to take yoga classes this year.
「私はね、今年はヨガのクラスを受けるつもりなの」
plan to ~ は「~する予定である」「~する計画である」という意味、take classes は「授業を受ける」という意味ですね。take yoga classes なら「ヨガのクラス・レッスンを受ける」といった意味になります。
Yoga? Good for you! If you’re still going by February, I’ll throw you a party.
「ヨガ?いいじゃない!二月まで続けることが出来たら、パーティを開いてあげるよ」
ここでも良い表現が出てきました。Good for you! は「良かったね!」とか「そりゃいい!」「いいね!」のように相手にとって良いことがあった時に称讃や感心を表す定番表現です。それから throw a party もぜひ覚えておきましょう。これで「パーティを開く」という意味になります。
Why February? Do you think I won’t last that long?
「なぜ2月なの?そこまで続かないと思ってる?」
last は形容詞としては「最後の」という意味ですが、動詞としては「続く」「存続する」「~を持ちこたえる」といった意味があります。ここでは Do you think I won’t last that long? で「そこまで続かないと思ってる?」といった意味になります。
Because every January, the yoga classes are packed with people who drop out by February.
「毎年1月はヨガ教室が人でごった返すけど、2月までにみんな挫折するからね」
(be) packed with people もぜひ覚えておきたい定番表現ですね。これで「(主語が)人々でごった返す」といった意味を表すことが出来ます。例えば The shop was packed with people.なら「その店は人でごった返していた」といった意味になります。drop out は「脱落する」「落ちこぼれる」「退学する」といった意味の句動詞です。
Hmm, point taken. But I’ll prove you wrong.
「ふーんなるほど、私は違うって証明してみせるわ」
Point taken. もぜひ丸ごと覚えておきたい短い定番セリフですね。これで「ごもっともです」とか「なるほど」「言いたいことはわかりました」といった意味を表します。prove は「~を証明する」という意味で、ここでは I’ll prove you wrong. で「あなたが間違っていることを証明します」という意味を表す定番表現になります。
Haha, take it easy. I know you can stick with it.
「ハハハ、そんなにムキになるなよ。君なら長く続けられるって知ってるさ」
Take it easy. も分解せずに覚えておきましょう。これで「気楽にいこう」とか「お手柔らかに」「焦らず無理しないで」みたいな意味を表します。最後、 stick with it もぜひ覚えておきたい慣用表現です。stick は何かにくっつくという意味で、つまり「それから離れない」「それに固執する」「それを長く続ける」といった意味を表します。
● ディクテーションの解答と解説:
I made realistic New Year’s resolutions to avoid disappointment this year.
「今年は失望しないように現実的な新年の抱負を立てました」
動画でも取り上げた通り、make New Year’s resolutions は「新年の抱負を立てる」という意味の定番表現です。ここでは realistic「現実的な」という形容詞がついていますね。他にも achievable「達成可能な」や feasible「実現可能な」等を使うことが出来ます。disappointment は難しい語ですが「失望」とか「落胆」「失意」という意味を表します。ここでは to avoid disappointment で「失望しないように」「落胆しないように」といった意味になります。あなたの新年の目標は何ですか?ぜひ、英語で言えるように自分専用のセリフを書いて覚えましょう😊
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