
● 動画のスクリプトと和訳・解説テキスト:

OK, we’re finally at the airport! Ready for our long-awaited trip to Japan?
「よし、ついに空港よ!待ち望んでた日本への旅行の準備は出来てる?」
finally は「ついに」「ようやく」という意味の副詞、(be) ready for ~ は「~の準備が出来ている」という状態を表します。long-awaited は「待ちに待った」「待望の」という意味の複合形容詞です。ここでは Ready for our long-awaited trip to Japan? で「待ち望んでた日本への旅行の準備は出来てる?」といった意味になります。


You bet! I’m so excited. Tokyo, sushi, ramen — here we come!
「もちろんさ!超楽しみなんだ。東京、寿司、ラーメン…待ってろよ!」
You bet! は丸ごと覚えておきたい口語定番のセリフで「もちろん!」とか「その通り!」「確かに!」みたいな同意を表します。I’m so excited. は「とても楽しみにしている」「超楽しみ」といった意味の定番セリフ。そして Here we come! は目的地があって「そっちへ行くよ」「そこへ向かおう!」といったニュアンスの掛け声です。似た表現に Here we go! がありますが、こちらは目的地は意識せずに「さあ行くぞ!」という【出発】を強調した表現になります。


All right, let’s check in. Do you have your passport? Let’s make sure we’ve got everything.
「よし、チェックインしよ。パスポートある?ちゃんと全部そろってるか確認しとこう」
make sure ~ は「~を確かめる」「~を確認する」という意味の定番表現です。we’ve got は we have got を縮約した表現で、意味は we have と同じです。つまり、Let’s make sure we’ve got everything. で「ちゃんと全部そろってるか確認しよう」と言っていることになります。


Uh… tickets… check. Wallet… check. Passport… wait. Where’s my passport?!
「えっと…チケットよし。財布よし。パスポート…え? どこ!?」
ticket は航空券や入場券、切符といった「チケット」のこと、wallet は「財布」ですね。passport は「パスポート」で、これも簡単かと思います。


Are you serious right now? Please don’t tell me you actually forgot it.
「えっ、ちょ…マジなの?まさか本当に忘れたなんて言わないでよ」
Are you serious right now? は Are you serious? に right now がついたゴージャズバージョンで「それ、本気で言ってるの?」のように、相手の言動に対してかなり驚いたり、呆れたりしたニュアンスで使う定番セリフです。Please don’t tell me ~. もよく使う定番フォームで「お願いだから~とは言わないで」とか「まさか~とは言わないよね?」みたいな意味を表します。


I think… I left it on the kitchen table back home. Oh man, if I really did that, I’m toast!
「たぶん…家のキッチンのテーブルに置いてきたかも。うわ、マジでそうなら、完全に詰んだ!」
leave something は「何かを置き去りする」という意味で、left は leave の過去形ですから、ここでは I left it on the kitchen table back home. で「家のキッチンのテーブルに置いてきた」といった意味になります。そしてここで出てきたのが今回取り上げる定番セリフ I’m toast! です。この表現は「私はトーストです」という意味ではなく、toast 自体に「破滅」とか「大変なトラブル」といった意味があるので「もうダメだ」とか「もう詰んだ」「一巻の終わりだ」みたいな意味を表す定番セリフになります。


Calm down, take a breath. Think carefully. Maybe you put it somewhere weird.
「落ち着いて。深呼吸して、よく考えてみて。どこか変な場所に入れたんじゃない?」
Calm down. もぜひ丸ごと覚えておきたい表現で「落ち着いて」とか「静かにして」みたいな意味を表します。take a breath は「息を吸う」「深呼吸をする」といった意味の定番表現、think carefully は「注意深く考える」、つまり「よく考えてみて」と言っていることになります。somewhere weird は「どこか変な場所」という意味なので Maybe you put it somewhere weird. なら「どこか変な場所に入れたんじゃない?」といった意味になります。


Weird? Like where? Where else could it possibly be…? …Wait!! What’s this in my snack bag?
「変な場所?たとえばどこ?他に入れそうなとこなんかあるか…?…あれ!! お菓子の袋の中に何かあるぞ?」
where else は「他のどこ」「他にどこか」という意味、what else なら「他の何」「他に何か」という意味になります。ここでは Where else could it possibly be…? で「他のどこに入れた可能性がある?」といった意味になります。


Whoa, you found it?! You put your passport in with all that junk food?!
「うわ、あったの!? そんなくだらないお菓子とパスポートを一緒に入れてたの?」
Whoa! は「うわ!」とか「わぁ!」といった意味の間投詞、put your passport in は「パスポートを入れる」という意味になります。ここでは You put your passport in with all that junk food?! で「そんなくだらないお菓子とパスポートを一緒に入れてたの?」と言っていることになります。


Apparently… yes. But don’t call it junk food — it’s a survival kit! Anyway, it’s here! Crisis averted!
「どうやら…そうらしい。でもジャンクフードなんて言うなよ。これはサバイバルキットだぞ!でもあって良かった!危機回避だ!」
apparently は「どうやら」「一見したところ~のようだ」のように様子や様態を表す副詞です。survival kit は「サバイバル・セット」のこと。そしてここでも是非覚えておきたい表現が出てきました。Crisis averted! は「危険回避」「危機一髪」と言った意味の定番表現です。


I can’t believe you! But hey, now we’re really going to Japan!
「信じられない!でもこれで本当に日本に行けるわね!」
I can’t believe you. も日常会話では本当によく使う定番セリフで「(あなたのことが)信じられない」という意味を表します。But hey も口語っぽいパーツで「でも、ほら!」とか「でも、ね!」みたいな意味になります。こういったネイティブっぽい表現をさりげなく使ってみると、英語慣れしているように思われるかも知れませんね😉


Yeah, we’re finally on our way to Japan — with snacks and a passport!!
「ああ、ついに日本へ向かうぞ!お菓子とパスポートも一緒にね!」
(be) finally on one’s way to ~ は「ついに・ようやく~の途につく」という意味の定番表現です。snack は「軽食」「間食」「おやつ」のことですね。

● ディクテーションの解答と解説:
I forgot our first-date anniversary again… I’m toast.
「初デート記念日をまた忘れた…もうダメだ」
forgot は forget の過去形、過去分詞形は forgotten ですね。anniversary は「記念日」「○○周年」のこと。ここでは first-date anniversary で「初デート記念日」となります。そして今回取り上げた I’m toast. ですが、この toast はパンのトーストのことではなく、「破滅」「一巻の終わり」といった意味で、特に I’m toast! で「もう私はダメだ・終わりだ」といった意味を表します😊
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