
● 動画のスクリプトと和訳・解説テキスト:

Hey, do you want to come to my uncle’s party this weekend?
「ねぇ、今週末、僕の叔父さんのパーティに来ない?」
Do you want to come to one’s party? は「(人の)パーティに来ない?」という意味の定番表現です。ここで go ではなく come が使われているのは自分の叔父さんという身内主催のパーティに誘っているからですね。第三者のパーティに二人で参加しない?と尋ねるのであれば come ではなく go を使います。


Hmm… I don’t really feel like it.
「うーん…あまり気が進まないな」
I don’t really ~. は「あまり~しない」「それほど~ではない」という弱い否定を表します。これを I really don’t ~. とすると「本当に~しない」「全く~ではない」という強い否定になります。つまり、I don’t really feel like it. なら「あまり気が進まない」という消極的な返答、I really don’t feel like it. なら「本当にそうしたくない」という強い拒否を表します。副詞の位置が違うだけでニュアンスが随分変わりますね。


Why not? It’ll be fun.
「なんで?楽しいと思うよ」
ここは短いながらも丸ごと覚えておきたい定番セリフが出てきました。Why not? は、直訳すれば「なぜ~しないの?」、つまりここでは「なぜ気が進まないの?」という意味ですが、文脈によっては「いいじゃん!」とか「もちろん!」のように快諾の意味で使われます。It’ll be fun. は「楽しいと思うよ」とか「きっと楽しいよ」みたいな意味の定番表現ですね。


Because your uncle is kind of rude and doesn’t really have much tact.
「だって、あなたの叔父さんって下品で、デリカシーに欠けるんだもん」
kind of ~ は「~のような」「~みたいな」「~的な」のように断定を避けて表現を曖昧にすることが出来る定番パーツです。ここでは your uncle is rude と言えば「あなたの叔父さんは下品だ!」のように断定的な言い方になりますが、kind of を入れて your uncle is kind of rude とすることで「あなたの叔父さんってちょっと下品だし」みたいな、やんわりとした表現になります。doesn’t really have much tact の tact は「他人に対する配慮・気配り」のことですから、「人への配慮が足りない」と言っていることになります。


Come on, he’s just a little straightforward.
「まあまあ、ちょっと率直すぎるだけだよ」
come on は口語の定番表現で、「おいおい」とか「ちょっと」「まあまあ」のように相手を促したり、励ましたり、あるいは軽く制したりする際によく使います。straightforward は少し長くて難しい単語ですが「率直な」「正直な」「まっすぐな」といった意味を表す形容詞です。


Do you remember the last time? He told me, “Wow, you eat a lot for such a tiny girl!”
「前回のこと覚えてる?『うわ、君みたいな小柄な子がよくそんなに食べるね!』って言ったんだよ。」
Do you remember the last time? は「前回のこと、覚えてる?」という意味で、ここでは定冠詞 the をつけていますが、日常会話では省かれることも多いです。eat a lot は「たくさん食べる」という意味、ここでは for such a tiny girl が続いて「そんなに小柄な女の子にしては(よく食べるね)」みたいな意味になります。


Haha, yeah, he really has no filter.
「はは、そうだね、ホントに遠慮ってものがないよな。」
have no filter もぜひ丸ごと覚えておきたい表現で「何も考えず発言する」「歯に衣着せぬ」といった意味を表します。こういった定番表現は細かく分解せずに丸ごと覚えて使ってみると英会話力がどんどん向上します。具体的な勉強法については無料動画セミナーと教本で詳しく解説していますので右上のリンクまたは概要欄からどうぞ。


And then he burped loudly and picked his nose right in front of me! If he’d farted too, I would’ve walked out right away!
「しかも、そのあと大きなゲップをして、私の目の前で鼻をほじったのよ!あれでオナラまでしていたら、私その場で帰っていたわ!」
ここは汚い表現が続いて恐縮ですが、burp は「ゲップ」「ゲップをする」という意味、pick one’s nose は「鼻をほじる」、fart は「オナラ」「オナラをする」という意味の定番表現です。If he’d farted too, I would’ve walked out right away! は仮定法過去完了の表現で、実際には起きていない過去の仮定を表しています。つまり「もしオナラまでしていたら、私はその場で帰っていただろう」と言っているわけです。下品な叔父さんですね。


Okay, that was gross… I can’t defend that.
「あれは確かに最悪だった…擁護できないよ」
gross は日本語の「グロい」とはちょっとニュアンスが異なり「非常に不快な」「気持ち悪い」「ゾッとする」といった意味を表します。defend は「~を守る・防御する・擁護する」という意味の動詞ですので、I can’t defend that. なら「あれは擁護できない」という意味になります。


See? It was so uncomfortable. I told myself I’d never come back.
「でしょ?ほんと居心地悪くて、もう二度と来ないって心の中で誓ったのよ」
comfortable は「快適な」「気持ちの良い」という意味の形容詞で、これに否定や反対の意味を表す接頭辞 un- がついて uncomfortable とすると「不快な」「気持ちの悪い」という意味になります。このように基本的な接頭辞や接尾辞を一通り覚えておくと、一つの単語でも複数の意味を知ることが出来るようになりますのでボキャブラリーの拡充に役立ちます。


Well, here’s the good news. My aunt said she’s baking your favorite apple pie.
「でもね、いいニュースもあるんだ。叔母さんが君の大好きなアップルパイを焼くって」
here’s the good news は「いいニュースです」「いい知らせがあります」といった意味の定番表現。もちろん、here’s the bad news なら「悪いニュースです」「悪い知らせがあります」という意味になります。aunt は「叔母」「おばさん」のこと。she’s baking your favorite apple pie は現在進行形ですが、既に確定している予定や確実にそうなる未来のことを表すことが出来ます。


Wait… homemade apple pie?
「待って、自家製のアップルパイ?」
Wait は文字通り「待って」という意味、そして homemade apple pie は「ホームメイドのアップルパイ」「自家製・手作りのアップルパイ」のことです。美味しそうですね!


Yep. Fresh out of the oven with a scoop of vanilla ice cream on top, just for you.
「そう。焼きたてにバニラアイスクリームをのせて、君のために用意するって」
Fresh out of the oven は「オーブンから出したて」、つまり「焼きたて」という意味です。a scoop of ~ は「ひとすくいの~」という意味ですから a scoop of vanilla ice cream なら「ひとすくいのバニラアイス」ということになります。on top は日本語でもトッピング」と言いますが、何かの「一番上に」という意味ですね。


…Okay, I’m down! I can’t resist your aunt’s apple pie!
「…よし、行くわ!私、叔母さんのアップルパイには目が無いの!」
さて、ここで出てきたのが今回取り上げる定番表現 I’m down! です。この表現には文脈によって二つの意味があり、一つは文字通り「ダウンしている」つまり「心が落ち込んでいる」という意味と、何かの誘いなどに対して「いいね!」「賛成!」のように賛同・同意を表す正反対の意味があります。ちなみにこの意味の場合、元々は I’m down for ~. を略した表現で「~に賛成である」「~で構わない」と言っていることになります。can’t resist ~ もぜひ覚えて使ってみたい表現で「~には抗えない」「~には目が無い」という意味を表します。


Knew it. Apple pie always wins.
「だと思った。アップルパイにはかなわないね」
最後も短くシンプルな定番セリフが出てきました。Knew it. は I knew it. を短くした表現で「わかってた」「知ってる」「だと思った」といった意味を表します。また、○○ always wins という形も覚えておきたいですね。これで「○○がいつも勝つ」、つまり「○○にはかなわない」といった意味を表す定番表現になります。

● ディクテーションの解答と解説:
Do you want to grab some tacos tonight? / Yeah, I’m down!
「今夜、タコスでも食べに行かない?」「ああ、いいね!」
grab は「~をつかむ」という意味ですが、食べ物を続けることで「~をちょっと食べる」「~をパッと食べる」といった意味を表すことが出来ます。I’m down! は動画の解説でも話した通り、文脈によって二通りの意味があって、一つは文字通り「心が落ち込む」といった意味、もう一つは相手の提案などに対して「いいね!」とか「賛成!」といった賛同・同意の意味を表します😊
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