● 動画のスクリプトと和訳・解説テキスト:
I tried putting Christmas lights on my roof yesterday, and… it didn’t go well.
「昨日、屋根にクリスマスのライトをつけようとしたんだけど…上手くいかなかったんだ」
try ~ing は「~してみる」という意味の定番表現で、実際に試したり、やってみたりすることを表します。put Christmas lights on ~ は「~にクリスマスのライトをつける」といった意味ですね。go well は文字通り「上手く行く」という意味で、ここでは it didn’t go well で「上手く行かなかった」「失敗した」という意味になります。
Oh no. What happened?
「えっ、何があったの?」
What happened? も文字通り「何が起きたの?」という意味を表す定番質問表現です。What happened to you? なら「あなたに何が起きたの?」、つまり「あなた、どうしたの?」といった意味になります。また、出来事や状況などについて尋ねるのであれば What happened with ~? のように with を使います。
I was on a ladder, putting up lights on the roof, and it was fine until the wind came.
「ハシゴに乗って屋根にライトを飾ってたんだ。風が吹くまでは順調だったよ」
ladder は「ハシゴ」、roof は「屋根」のことですね。こういった身の回りの語句については一通り英語で言えるように確認しておくと良いです。put up は「○○を飾る」という意味の句動詞です。他にも「建てる」「掲げる」「差し出す」「立候補する」など、文脈次第でたくさんの意味を表すことが出来ます。It was fine until the wind came. は「風が吹くまでは順調だった」という意味になります。
Ah, I see! Did something go flying?
「あ、わかった!何か飛ばされたとか?」
I see. も日常会話ではよく使う表現です。「わかった」「なるほど」「そうか」…のように理解や了解の意味を表します。go flying は「飛んで行く」「飛ばされる」といった意味の定番表現ですね。
Nah, the ladder fell, and I was left hanging from the gutter like a Christmas decoration.
「いや、ハシゴが倒れて、僕が雨どいから宙づりになったんだよ。クリスマスの飾りみたいにね」
fell は fall の過去形で、過去分詞形は fallen です。ここでは the ladder fell で「そのハシゴが倒れた」という意味を表します。(be) left ~ing は「~したまま残される」といった意味の定番フォームで、主語が何かをしたままの状態で放置されるような状況を表すことが出来ます。ここでは I was left hanging from the gutter like a Christmas decoration. で「クリスマスの飾りみたいに、雨どいからぶら下がった状態のままになった」といった意味を表します。
That’s insane! Didn’t you hurt yourself? How did you get down?
「ヤバ!ケガしなかった?どうやって降りたの?」
That’s insane! も丸ごと覚えておきたい定番セリフですね。これで「すごい!」とか「とんでもない!」「狂ってる!」みたいな意味を表します。hurt oneself は「(人が)ケガをする」という意味の定番表現です。ここでは過去形の否定疑問文 Didn’t you hurt yourself? で「ケガしなかった?」という意味を表しています。How did you ~? は「どのようにして~したの?」という意味の定番質問フォームで、方法や手順、やり方を尋ねることが出来ます。
My neighbor saw me and thought I was filming for YouTube or something.
「それをお隣さんが見てて、僕が YouTube か何かのために動画を撮ってると思ったらしい」
film for YouTube は「YouTube のために撮影する」という意味ですね。ここでも日常会話でよく使う定番パーツが出てきました。○○ or something は「○○か何か」という意味を表します。ここでは YouTube or something で「YouTube か何か」という意味になります。こういった、ちょっとしたパーツを付け足して英語を話すと「英語慣れ」しているように思われますね。
Haha, so did you at least ask them to like and subscribe?
「ハハ、それじゃ「いいね」と「チャンネル登録」のお願いはしたの?」
at least は「少なくとも」という意味の、これまた定番パーツです。ask someone to ~ は「(人に)~するように頼む」という意味の定番表現で、ここでは Did you at least ask them to like and subscribe? で「少なくとも『いいね』と『チャンネル登録』のお願いはしたの?」といった意味になります。
Nope, but he yelled, “Looks like you’re decking the halls yourself!” before helping me down.
「いや、『自分自身がクリスマスの飾りになったみたいだな!』って叫びながら助けてくれたよ」
yell は「叫ぶ」とか「怒鳴る」といった意味の動詞ですね。特に yell at someone で「(人に)怒鳴りつける」といった意味の定番表現になります。そしてここで出てきたのが今回取り上げる定番セリフ Deck the halls! です。これはクリスマスの定番ソング「ひいらぎかざろう」の原題 Deck the Halls が由来のフレーズで「クリスマスの飾りつけをしよう!」という意味を表します。
That’s hilarious! You should’ve snapped a selfie while hanging there.
「それ最高!ぶら下がってる間に自撮りでもすればよかったのに」
That’s hilarious! もぜひ覚えておきたい定番セリフで「それは傑作!」とか「それは笑える!」のように面白いことや思わず笑ってしまうようなことに対して使う定番表現です。You should’ve は You should have の縮約形で、過去分詞を続けることで「~すれば良かった」のように過去にすべきだったことについて後悔や指摘を表すことが出来ます。snap a selfie は「自撮りする」「自撮り写真を撮る」といった意味の定番表現です。
Next time, I’ll totally do that and make it my Christmas card.
「次は絶対そうするよ。で、その写真をクリスマスカードに使うさ」
totally は「完全に」「全く」という意味の副詞ですね。ここでは 「ぶら下がってる間に自撮りでもすればよかったのに」という指摘に対して、Next time, I’ll totally do that.で「次は絶対そうするよ」といった意味を表しています。このように、英語は単語単位ではなく、定番パーツや定番フォーム、あるいは定番セリフといったより大きな単位でザックリ扱うと手っ取り早く英語を話し、聞き取れるようになります。
● ディクテーションの解答と解説:
It doesn’t feel like Christmas until you deck the halls.
「クリスマスの飾りつけをするまではクリスマスって感じがしないよね」
feel like ~ は「~という感じがする」「~みたいな感じがする」という意味の定番表現です。ここでは It doesn’t feel like Christmas.で「クリスマスという感じがしない」という意味になります。until は動画にも出てきましたが、状態や動作の継続を表して「~まで」という意味を表します。似た前置詞に by ~ がありますが、こちらは期限を表して「~まで」という意味を表します。そして最後に出てきたのが今回取り上げる deck the halls「クリスマスの飾りつけをしよう」という定番表現。クリスマスには是非使ってみたいセリフですね😊
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