
● 動画のスクリプトと和訳・解説テキスト:

Hey, you’re finally back! How did the HOA meeting go?
「おかえり!やっと帰ってきたね。町内自治会の会合、どうだった?」
(be) back は「(元いた場所に)戻る」という意味、ここでは finally という副詞がついて You’re finally back. で「ようやく戻って来たね」「やっと帰って来たね」といった意味になります。HOA meeting の HOA は Home Owner’s Association の略で、住宅街の自治会や町内会の会議のことを表します。


Oh man, that meeting was insane. People were yelling at each other — it was like a trashy reality show. Total chaos.
「いやもうマジでぶっ飛んでた。みんなお互い怒鳴り合い、安っぽいリアリティ番組みたいに言い合って完全にカオス状態」
insane は「常軌を逸した」「正気とは思えない」といった意味の形容詞、yell at ~ は「~を怒鳴りつける」という意味、trashy は「くだらない」「低俗な」「安っぽい」という意味の形容詞です。reality show は、いわゆる「リアリティー番組」のことですね。


So what were you guys talking about, anyway? What was the big issue this time?
「で、結局何の話し合いだったの?今回の大きな問題って何?」
you guys は複数人の相手を表す口語の定番語で「あなたたち」「君たち」みたいな意味を表します。anyway は「とにかく」「いずれにしても」「それはそうと」といった意味の副詞で、ここでは What were you guys talking about, anyway? で「結局、何の話し合いをしていたの?」といった意味になります。


Trash cans. Just trash cans. Where to put them, which way they should face, lid up or down… for three straight hours.
「ゴミ出しのことだよ。ひたすらゴミ出し問題について。どこに出すのか、向きは?フタは上下どっち?…みたいなのを延々と3時間も!」
trash can は「ゴミ箱」のことで主にアメリカ英語で使われ、イギリス英語では rubbish bin と言います。lid up の lid は「蓋」のことですから lid up なら「蓋を開けた状態」、lid down なら「蓋を閉めた状態」を表します。for three straight hours は「ぶっ続けで3時間」「延々と3時間」といった意味の定番表現です。


No way. For three hours!? Seriously, who has that much free time!?
「嘘でしょ。3時間も!?マジでどんだけ暇人の集まりなのよ?」
No way. は「ありえない」「ウソでしょ」といった意味の定番パーツ、seriously は「マジで」「ガチで」「本気で」という意味の副詞、そして Who has that much free time? を直訳すれば「誰がそんな自由時間を持っている?」ということで、要するに「どんだけ暇人の集まりなのよ?」と言っていることになります。


Then came the dog-poop issue. Some old guy lets his dog poop in front of people’s houses and just walks off.
「で、次が“犬のフン問題”。どこかの爺さんが人んちの前で飼い犬にフンさせて、そのまま帰るんだって」
Then came ~ もぜひ覚えておきたい定番表現で「その後~になった」「お次は~だった」といった意味を表します。ここでは Then came the dog-poop issue. で poop は「うんこ」のことですから「お次は“犬のフン問題”」といった意味になります。in front of ~ は「~の前で」という意味の定番表現、walk off は「立ち去る」「歩き去る」という意味の句動詞です。


That’s awful. I mean, does anyone even do that anymore?
「それ最悪じゃん。ていうか、今時そんなことする人いるんだ?」
That’s awful.は「それはひどい」「それは最悪だ」といった意味、I mean は「つまり」とか「要するに」のように、何かを言い換えたり要約したりする際に用いる定番の前置き系パーツです。Does anyone even do that anymore? もぜひ丸ごと覚えておきたい定番セリフで「今時そんなことする人いる?」みたいな呆れた感情を表すことが出来ます。


Then came the early-morning rooster problem. Someone literally shouted, “If that rooster crows at 4 a.m. again, I’ll turn him into fried chicken!”
「で、今度は“早朝に鳴きわめくニワトリ問題”。誰かが真顔で『あのニワトリめ、また朝4時に鳴いたら今度はフライドチキンにしちまうぞ!』って叫んでた」
early-morning rooster は「早朝に鳴くニワトリ」のこと、rooster は「雄鶏」のこと、「雌鶏」は hen と言います。literally は「文字通り」「本当に」「まさに」といった意味の副詞、crow は「カラス」という意味もありますが、動詞としては「(ニワトリなどが)コケコッコーと鳴く」という意味もあります。


Oh wow, that’s intense. I mean, with everyone in that kind of mood, how were you supposed to have a meeting?
「うわ、過激だな。そんな険悪なムードで会議も何もあったもんじゃないでしょ?」
That’s intense. の intense は「強烈な」「激しい」「厳しい」といった意味の形容詞ですから That’s intense. なら「それは手厳しいな」とか「それは過激だな」みたいな意味になります。(be) supposed to ~ は「~することになっている」「~するはずだった」といった義務や当然の成り行きを表す定番表現です。


Yep. And at the worst possible moment, they announced a fee increase. The room exploded.
「うん。で、この最悪のタイミングで最後に“会費値上げ”の発表。ここで部屋が爆発した」
at the worst possible moment は「あり得る中の最悪のタイミング」といった意味の定番パーツです。もっと砕いて言えば「よりにもよって」とか「あろうことか」といった意味になります。announce は「~を発表する」という意味、fee increase は「料金の値上げ」のことです。The room exploded. の explode は「爆発する」という意味ですが、もちろん部屋自体が本当に爆発したのではなく、ミーティング参加者たちのイライラが最高潮に達して爆発したという意味ですね。


Oh wow… a fee increase at that moment? Yeah, that’s like throwing gas on a bonfire.
「うわ…そこで値上げ言うか?それ、炎の中にガソリンぶちまけてるようなもんだよ」
ちなみに fee increase の fee は「(サービスに対する)料金」「会費」「入場料」「手数料」のことです。つまり、ここでは自治会や町内会の「会費」のことを言います。throw gas on a bonfire も面白い表現ですが、bonfire は「焚火」のことですから、「焚火にガソリンを注ぐ」、つまり「火に油を注ぐ」といった意味になります。


Yeah, the meeting was boring, I was bored, and then the whole room just turned into a screaming match from hell.
「ああ、ミーティングはつまらなかったし、僕は退屈だったし、部屋全体が地獄の叫び合い大会みたいになったんだ」
さて、最後に出てきたのが今回取り上げる定番表現 (be) bored と (be) boring です。元々 bore は「~を退屈させる」という意味の他動詞なので I was bored. と言えば「私は退屈させられた」、つまり主語が「退屈な気分にさせられた」という意味を表します。一方、The meeting was boring. とすれば「その会議が(人を)退屈させていた」という意味になり、要するに「その会議」自体が「つまらなかった」という意味になります。このように元々動詞から派生した現在分詞や過去分詞が形容詞的に用いられるものを「分詞形容詞」と呼び、特に英語では主語が「する」のか「される」のか、能動と受動の関係を意識することがとても重要になります。
● ディクテーションの解答と解説:
That movie was unbelievably boring. No wonder everyone was bored.
「その映画は信じられないほどつまらなかった。誰もが退屈したのも無理はない」
動画でも解説した通り、boring は「(主語が)つまらない・退屈させる」という意味、bored は「(主語が)つまらない思いをさせられる・退屈させれられる」という意味を表します。unbelievably boring なら「(映画が)信じられないほどつまらない」という意味、everyone was bored なら「誰もが退屈させられる(退屈する)」という意味になります。No wonder ~ もぜひ覚えておきたい定番表現で「~も無理はない・不思議ではない」という意味を表します😊
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