
● 動画のスクリプトと和訳・解説テキスト:

So… did you fix the kitchen light switch? I’m a little worried — your “repairs” usually end in disaster.
「で…キッチンのスイッチ、直ったの?あんたの『修理』ってたいてい大失敗で終わるから心配よ」
Did you fix ~? は「~を修理した?」「~を直した?」という意味の定番質問フォームです。ここでは Did you fix the kitchen light switch? で「キッチンのスイッチ、直した?」と尋ねていることになります。end in disaster は「大失敗に終わる」「悲惨な結末を迎える」という意味の定番表現です。


Don’t worry, all done! Good as new. Go ahead and flip the switch.
「心配するな、すべて完了だよ!新品そのものさ。さあ、スイッチ入れてみて」
Good as new. はネイティブがよく使う慣用表現で「新品そのもの」「まるで新品」という意味を表します。Go ahead and ~. もぜひ覚えておきたい定番フォームで「さあ、~して」のように相手の動作を促す際によく使われます。


Uh-oh… something must be wrong. Why did the bedroom light just turn on?
「えっ、何か絶対おかしいわ。なんで寝室の電気がついたの?」
Something must be wrong. は「絶対に何かがおかしい・間違っている」という意味の定番セリフです。こういうのは分解せずに丸ごと覚えて使ってみると良いです。turn on は「スイッチをオンにする」という意味、turn off なら「スイッチをオフにする」となります。


Huh. That’s not where I expected the light to be. But you know what, it’s a feature.
「うーん、思ってた所と違う場所のライトがついたな。でもまぁ、それも『機能』ってことで」
That’s not where I expected は「私が期待していた場所ではない」という意味で、ここではThat’s not where I expected the light to be.で「思ってた所と違う場所のライトがついた」といった意味になります。But you know what は「でもほら」とか「でもまぁ」みたいに言う時によく使う前置き系の定番パーツですね。


A feature?! The kitchen switch now controls the bedroom light — that’s the disaster!
「『機能』!? キッチンのスイッチで寝室のライトがつくなんて、それがいつもの大失敗って言ってんのよ!」
feature は「特徴(特長)」「特性」「機能」のこと、 disaster は「災難」「災害」「大惨事」「大失敗」のことを表します。ここでは that’s the disaster のように定冠詞 the がついていますが、これは冒頭で女性が I’m a little worried — your “repairs” usually end in disaster.「あんたの『修理』ってたいてい大失敗で終わるから心配よ」と言っていましたが、その「大失敗」のことを指しているので定冠詞 the がついています。


Okay, okay… try the bedroom switch then. That one definitely works.
「わかった、わかった…じゃあ寝室のスイッチを試してみて。それは絶対大丈夫だ」
definitely は「確実に」「絶対に」という意味の副詞、そして work は「働く」という意味ですが、ここでは「正常に機能する」という意味で使われています。


…Why did the doorbell just ring?!
「…なんで玄関のチャイムが鳴ったのよ!?」
doorbell は「玄関のチャイム」のこと、そして ring は「(チャイム・ベルなどが)鳴る」「(チャイム・ベルなどを)鳴らす」という意味の動詞です。


Weird? Like where? Where else could it possibly be…? …Wait!! What’s this in my snack bag?
「おお…面白いな。マルチ機能デザインってやつだ。時代を先取りしてるじゃないか。とてもモダンなスマートホームだよ」
interesting は「面白い」「興味深い」という意味の形容詞、multi-functional は「マルチ機能の」という意味、そして ahead of its time は「時代の先端」「時代を先取りしている」といった意味の定番表現になります。


This is not “smart home.” This is “stupid home” — nothing works the way it’s supposed to!
「どこが『スマートホーム』よ。『おバカホーム』じゃない。 何一つまともに作動しないんだから!」
stupid は「バカな」「愚かな」という意味の形容詞、nothing works は「何一つ正常に機能しない」という意味、ここでは nothing works the way it’s supposed to で「何一つ本来の機能を正常に発揮しない」といった意味になります。


Okay, last test. Press the doorbell. That one has to be normal.
「よし、最後のテストだ。チャイム押してみて。それは普通に作動するはずだよ」
press the doorbell は「ドアベルを押す」「玄関のチャイムを鳴らす」という意味、has to be normal は「普通のはずである」という意味ですので、That one has to be normal.で「それは普通に作動するはずだ」と言っていることになります。


…and now the kitchen light is on. Hey, genius, what the heck did you DO?!
「…で今度はキッチンの電気がついたわ。おい天才さん、あんた一体何やったのよ!?」
genius は「天才」のこと。What did you do? は「あなたは何をしたのですか?」という意味の疑問文ですが、ここでは the heck という強調語を入れることで What the heck did you do? で「あなたは一体何をやったのですか?」のように語気を強めることが出来ます。


I think I just invented a whole new kind of home automation.
「たぶん俺、まったく新しい『ホーム・オートメーション』を発明したのかも」
invent は「~を発明する」という意味の動詞、 a whole new kind of ~ は「全く新しい形の~」という意味の定番表現ですので、ここでは I just invented a whole new kind of home automation. で「全く新しいホーム・オートメーションを発明した」という意味になります。


More like “home confusion.” At this rate, turning on the TV will probably end up flushing the toilet.
「『ホーム・オートメーション』じゃなくて『ホーム・カオス』じゃない。この調子じゃテレビをつけようとしたらトイレの水が流れるかもよ?」
more like ~ は「むしろ~に近い」という意味、at this rate は「この調子でいけば」という意味の定番パーツです。end up ~ing は「結局~することになる」「最終的には~になる」という意味の定番表現で turning on the TV will probably end up flushing the toilet なら「テレビをつけようとしたらトイレが流れることになる」と言っていることになります。


You said it, but hey, at least we’ll never get bored here.
「ほんとそれな。でもさ、少なくともこの家では退屈しないだろ」
そしてここで出てきたのが今回取り上げる定番セリフ You said it. です。これは「あなたはそう言った」という意味ではなく、相手の発言に対して「本当にそうだよね」とか「本当にその通りだ」のように同意を表す定番表現です。get bored は「退屈させられる」という意味ですので、at least we’ll never get bored here なら「少なくともこの家では退屈しない」という意味になります。

● ディクテーションの解答と解説:
You said it. I was just thinking the exact same thing.
「その通り。まさに同じことを考えてたところだよ」
You said it. は自分が言おうとしていたことと同じことを相手が先に言ったような時に、「本当その通り」とか「よくぞ言った」のように同意を表す定番セリフです。I was just thinking は「私もまさに思っていた」という過去進行形の表現、そして the exact same thing は「まさに同じこと」という意味の定番パーツになります😊
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