
● 動画のスクリプトと和訳・解説テキスト:

What do you want for dinner tonight? I don’t feel like cooking much, so let’s keep it simple.
「今夜の夕食何がいい?あまり手の込んだものは作りたくないから、シンプルにいきましょ」
What do you want for dinner? は「夕食は何がいい?」という意味の定番質問表現、What do you want for lunch? なら「昼食は何がいい?」、What do you want for breakfast? なら「朝食は何がいい?」となります。I don’t feel like ~ing もぜひ覚えておきたい定番フォームで「~する気にならない」「~したい気持ちじゃない」という消極的な気持ちを伝える表現です。keep it simple も丸ごと覚えておきたい定番表現で「シンプルにする」という意味を表します。


Hmm… not sure. I can’t think of anything. What do you have in mind?
「うーん、わからないな。特に何も思いつかないし…君は何か考えてる?」
Not sure. は I’m not sure. を短くした表現で「わからない」という意味、think of ~ は「~のことを考える・思いつく」という意味で I can’t think of anything.なら「何も思いつかない」という意味になります。have in mind は「頭の中にある」という意味ですから What do you have in mind? で「何か考えている?」と言っていることになります。


How about pizza? It’s quick, and we can just order delivery.
「ピザはどう?早いし、デリバリーで頼めるわよ」
How about ~? は「~はどう?」という意味の定番質問フォームで、提案を表すことが出来ます。order delivery は「デリバリーを頼む・注文する」という意味ですね。アメリカ英語では order in なんていう言い方もよくします。


Too greasy. I’d feel like I drank a bucket of oil.
「脂っこいな。バケツ一杯油を飲み込んだみたいな気分になるし」
too greasy の too は「あまりにも~」という否定的な過剰性を表す副詞です。greasy は「脂っこい」「脂っぽい」といった意味、I’d feel like ~ は I would feel like ~ を縮約したもので、ここでは If I ate that, I would feel like I drank a bucket of oil. で、「そんなの食べたらバケツ一杯油を飲み込んだみたいな気分になるだろう」という仮定法の文の前半が省略された形になっています。バケツ一杯の油を飲む…というのは現実にはありえない仮定ですから、動詞が過去形になっています。


Okay, then sushi? It’s light and pretty healthy.
「じゃあ、お寿司は?軽いし、かなりヘルシーよ」
then は「じゃあ」とか「それなら」といった意味の副詞で、順序や結果を表します。light は、ここでは「軽い」とか「明るい」といった意味の形容詞、そして pretty healthy は「とても健康的な」「かなりヘルシーな」といった意味になります。


Hey, we just had it two days ago. If you ate sushi that often, you would start swimming like a fish!
「一昨日食べたばかりじゃん。そんなに寿司ばかり食べてたら、魚みたいに泳ぎ出しちゃうぞ!」
If you ate sushi that often, you would start swimming like a fish! も「そんなに頻繁に寿司を食べたら、魚みたいに泳ぎ始めるだろう」といった、現実にはありえない仮定を表しているので動詞が過去形になっています。過去形ですが過去のことを話しているのではなく、現実にはありえない仮定を表しているということですね。


Fine! Then, salad? At least it’s healthy and simple, and honestly, I’m running out of ideas here.
「もう!じゃ、サラダは?少なくともヘルシーでシンプルだし、正直もう他に思いつかないわ」
at least は「少なくとも」「最低でも」という意味の定番パーツ、honestly は「正直なところ」「実際のところ」といった意味の副詞、そしてここでも丸ごと覚えておきたい表現が出てきましたが run out of ~ は「~が足りなくなる」「~を使い果たす」といった不足を表す定番表現です。


Salad? That’s rabbit food. You want me to hop around the living room or what?”
「サラダ?そんなん、ウサギの餌じゃん。何、僕にリビングをピョンピョン跳ね回れってか?」
want someone to ~ は「(人に)~してもらいたい」という意味、hop around は「~をピョンピョン跳ね回る」という意味の定番表現です。ここでは最後に or what? がついていましたが、これは「~か何か?」という意味を表す補足の定番パーツです。


Enough already! You keep rejecting everything I say. Okay Mr. Rabbit. So what’s your perfect dinner then?
「もういい!私の提案全部却下じゃない。いいわ、ミスター・ラビット、あんたの理想の夕食は何?」
Enough already! は「もう十分だ!」とか「もうたくさんだ!」のように相手のしつこい態度や言動に対して怒るように使う定番表現です。reject は「~を拒否する」「~を却下する」という意味、ここでは You keep rejecting everything I say. で「私が言うこと全部拒否するじゃない」みたいな意味になります。


Well… actually I’m easy. I can eat anything just not what you mentioned.
「うーん…何でもいいよ。君が挙げたメニュー以外なら何でも」
さて、ここで出てきたのが今回取り上げる定番セリフ I’m easy.です。これは「私は簡単です」という意味ではなく、「私は何でもいいです」といった快諾やこだわりのない気楽な態度を表す定番表現です。mention は「述べる」「言及する」という意味の動詞です。


Oh really? Then you get canned dog food… and I’ll have a juicy steak!
「あらホント?じゃ、あんたは缶入りドッグフードね…私はジューシーなステーキにするわ!」
ここは結構彼女のセリフがきつかったですが 😅 canned は「缶入りの~」という意味ですから canned dog food は「缶入りドッグフード」という意味になります。juicy steak は「ジューシーなステーキ」という意味ですね。


Dog food?! In that case, I’ll start barking at night. I’ll even wag my tail for you!
「ドッグフード?!その場合は夜中に吠え始めるね!何なら尻尾だって振っちゃうし」
in that case は「その場合は」という意味の定番パーツ、bark は犬などが「吠える」という意味の動詞、そして at night は「夜に」「夜中に」といった意味の定番パーツですね。wag も犬関連の定番語として覚えておきたいですが「(尻尾を)振る」「体をゆする」といった意味の動詞です。

● ディクテーションの解答と解説:
I’m easy, you decide what works best for you.
「僕はなんでもいいよ、君にとって一番都合がいい方を決めて」
I’m easy. は「私な簡単です」という意味ではなく、「何でもいいです」「私はこだわりません」という快諾やこだわりのない気楽な態度を表す定番表現です。日本語でも「あの人は(こだわりが無いから)簡単だ」みたいな言い方をしますね。work best for ~ は「~にとって一番都合がいい・やりやすい」といった意味の定番表現です😊
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