
● 動画のスクリプトと和訳・解説テキスト:

Hey, you remember those Japanese snacks we tried last week? I can’t stop thinking about them.
「ねえ、先週食べた日本のお菓子覚えてる? あれ、ずっと頭から離れないんだよね」
I can’t stop thinking about ~ は何か忘れられないことや繰り返し思い出してしまうようなことについて「~のことが頭から離れない」といった意味で使える定番フォームです。例えば好きな人のことについて I can’t stop thinking about him. や I can’t stop thinking about her. といえば「彼・彼女のことが頭から離れない」といった意味になります。


Of course! Those matcha KitKats blew my mind. Felt like we were on a mini trip to Japan.
「もちろんさ!あの抹茶味のキットカット、マジで衝撃だった。ちょっと日本へ旅行してる気分になったもん」
blew は blow の過去形、blow one’s mind は「(人)の心を吹き飛ばす・衝撃を与える」といった意味の定番表現で、ここでは Those matcha KitKats blew my mind.で「あの抹茶味のキットカットは衝撃的だった」と言っていることになります。(be) on a trip to ~ は「~へ旅行している」という意味で、Felt like we were on a mini trip to Japan. なら「ちょっと日本へ旅行している気分になった」という意味になります。


Right? They were so good. Way better than regular KitKats.
「でしょ?めちゃくちゃ美味しかったよね。普通のキットカットより全然いい」
「美味しい」という意味では tasty とか delicious という形容詞を思いつく人が多いですが、意外とネイティブスピーカーは単に good を使うことが多いです。better than ~ は「~よりも良い」という比較の表現ですが、この better に way をつけて way better とすると「飛び抜けて良い」「断然いい」のように強調することが出来ます。


And don’t get me started on Hi-Chew. I could’ve finished the whole bag myself — that’s how good it was.
「それと、ハイチュウの話はさせないでくれよ。一袋全部食べちゃいそうだった。それぐらい美味しかったんだ」
don’t get me started は「その話はやめておきましょう」とか「その話はさせないで下さい」といった意味の定番表現で、本当に厭だからその話はしたくないというネガティブな意味だけでなく、好き過ぎていくらでも話し続けてしまうからその話は語らせないで…のようにポジティブなニュアンスでも使われます。I could’ve ~ は I could have ~ を略した表現で、過去分詞を続けることで過去の可能性を表すことが出来ます。I could’ve finished the whole bag myself.は「(ハイチュウがあまりにも美味し過ぎて)一袋全部食べることが出来たかも知れない」と言っていることになります。それから That’s how good it is. も丸ごと覚えておきたい定番セリフで「それぐらい美味しいってことさ」といった意味を表します。


Oh, come on! You did finish the whole bag. Don’t act innocent.
「何言ってんの!全部食べたじゃない。とぼけないで」
You did finish the whole bag. の did は強調の助動詞で、続く finish という動詞を強調して「あなた、全部しっかり食べたじゃない!」みたいな意味を表しています。act innocent は「とぼける」「無邪気を装う」といった意味で、Don’t act innocent.なら「とぼけないで」といった意味の定番セリフになります。


Oops, guilty as charged. But come on, they taste like real fruit!
「おっと、やっぱりバレたか。でもさ、本物の果物みたいな味だったよね!」
ここでも丸ごと覚えておきたい定番セリフが出てきました。Guilty as charged. は「バレたか」とか「その通り(悪いことをやりました)」「図星です」みたいな意味を表す慣用表現です。taste like ~ は「~のような味がする」という意味ですね。


Well, speaking of that, Japanese gummies taste just like real fruit, don’t they?
「うーん、そんなこと言ったら、日本のグミってフルーツ感半端ないよね?」
speaking of that も丸ごと覚えて使いたい表現で「それを言うなら」「そんなこと言ったら」といった意味の前置き系パーツです。gummy は「グミ」のこと、日本のグミ・キャンディーは海外でとても人気があります。そして、ここでは文末に don’t they? という付加疑問文がついていました。これで「~だよね?」のように相手に同意を求めるような尋ね方が出来ます。


Oh, that grape gummy? Honestly, it was so juicy, just like fresh fruit.
「ああ、あのグレープのグミ?正直めっちゃジューシーで、本物のフルーツみたいだったよ」
Honestly は「正直に」「率直に」という意味の副詞です。このような日常会話で頻出の副詞は一通り覚えておくと、自然でカッコいい英語を話せるようになります。その他、今すぐにネイティブっぽい英語を話せるようになる裏ワザや簡単に英語が聞き取れるようになる秘訣を三つの動画と三冊の教本で無料公開中ですので、右上のリンクまたは概要欄よりお気軽にどうぞ😊


I also loved those shrimp chips. The crunch was so light and addictive, I couldn’t stop.
「かっぱえびせんもよかったな。あの軽いカリカリ感がくせになって、止まらなくなっちゃった」
shrimp chips は「かっぱえびせん」のこと。crunch は「バリバリ・ボリボリかみ砕くこと」や、その音・感触を表します。addictive は「依存性の」「中毒性の」「病みつきになる」といった意味の形容詞で、その後に I couldn’t stop が続いてまさに「やめられない、とまらない」と言っていることになります。


Totally. And those mochi ice creams — I could’ve eaten a dozen of them.
「ほんとだよ。それに雪見だいふく!あれなら12個くらい余裕で食べられたな」
totally は「全く」「完全に」「すごく」「本当に」といった意味の副詞ですね。このように日常会話では副詞一語で返答することも多いです。mochi ice cream はいわゆる「雪見だいふく」のこと。ここでも I could’ve が出てきましたが I could’ve eaten a dozen of them. なら「(雪見だいふくなら)12個食べられただろう」という過去の可能性を表しています。


And Pocky! I don’t know why, but Japanese snacks are always so cute.
「それとポッキー!何故かわからないけど、日本のお菓子ってほんと可愛いんだよね」
I don’t know why, but ~. は「何故かわからないけど~だ」という意味の定番フォームです。この「定番フォーム」とか「定番パーツ」といったセリフ式英語習得法の用語も、無料教本で詳しく解説していますので宜しければ動画視聴後にぜひ読んでみて下さい。


So true. Feels like they’re straight out of an anime.
「ほんとそうだよな。まるでアニメから飛び出してきたみたいだ」
So true. もぜひ丸ごと覚えておきたい定番パーツで「ホントそう!」とか「それな!」みたいな同意を表すことが出来ます。(be) straight out of ~ は「まさに~から飛び出してきた」という意味の定番表現、anime は日本語がそのまま英語になった語で「アニメ」のことですね。


Hey, why don’t we order more Japanese snacks online. Like, a big variety pack.
「ねぇ、日本のお菓子をネットで取り寄せない?いろんな種類が入った詰め合わせみたいなの」
Why don’t we ~? は「なぜ~しないの?」という意味が転じて「~しようよ」といった提案や勧誘の意味を表す定番フォームです。order ~ online は「ネットで~を注文する」という意味の定番表現。こんなのも最近の日常会話では本当によく使う表現ですね。


Now you’re talking! For once, you actually had a good idea!
「そうこなくっちゃ!君もたまにはいいこと言うじゃん!」
そしてここで出てきたのが今回取り上げる定番セリフ、Now you’re talking! です。これは「今、あなたは話している!」という意味ではなく、相手の言葉に対して「そうこなくっちゃ!」とか「話がわかる!」「いいこと言うね!」みたいな意味を表します。for once は「たまには」「一度くらいは」という意味の定番パーツ、have a good idea は「良いアイデアがある」という意味の定番表現です。

● ディクテーションの解答と解説:
Now you’re talking! That’s exactly what I had in mind.
「そうこなくっちゃ!まさに私が頭の中で考えてたことだよ」
Now you’re talking! は「今あなたは話している」という意味ではなく、「そうこなくっちゃ!」とか「いいこと言うね!」「話がわかるじゃない!」といった意味の慣用表現です。That’s exactly what ~ は「それはまさに~だ」という意味の定番フォームで、ここでは I had in mind が続いて「それはまさに私が頭の中で考えていたことだ」と言っていることになります😊
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