
● 動画のスクリプトと和訳・解説テキスト:

Uh, this peanut butter jar is impossible to open! I think it’s glued shut.
「あー、このピーナッツバターの瓶、全然開かない!接着剤で止められてるのかな?」
peanut butter jar は「ピーナッツバターの瓶」のこと。impossible to open は「開けられない」「開けるのが不可能」という意味です。glue は「接着剤」のことで、glued shut というのは「接着剤で止められた・締められた」といった意味の定番表現になります。


Or maybe it just needs a little technique instead of brute force?
「それか、力任せじゃなくて、ちょっとしたコツが必要なんじゃない?」
maybe は日常会話でよく使う定番語の一つで「たぶん」とか「おそらく」といった意味の副詞です。instead of ~ は「~の代わりに」「~ではなく」という意味の定番表現、brute force は「力任せ」とか「力ずく」という意味なので instead of brute force で「力任せではなく」「力ずくではなく」といった意味になります。こういった表現はパーツごと覚えておくと便利ですね。


I don’t think so. I just need to grip it harder and use my full strength!
「いや、もっとしっかり握って、全力でひねればいけるはず!」
I don’t think so. は「私はそう思わない」という意味の定番セリフです。grip は「握る」という意味の動詞、grip it harder なら「もっとしっかり握る」という意味になります。use one’s full strength は「(人が)全力を使う」という意味の定番表現です。


Be careful, last time you did this with the salsa jar, the kitchen looked like a crime scene.
「気をつけてよ。前回もサルサの瓶で同じことしてキッチンが犯行現場みたいになったでしょ」
Be careful. も日常会話では本当によく使う簡単な表現ですが「気を付けて」という意味ですね。do this with ~ は「~でこれと同じことをする」といった意味を表します。ここでは last time you did this with the salsa jar で「前回もサルサの瓶で同じことをした」といった意味になります。a crime scene は「犯行現場」のこと。つまり、サルサの瓶を力ずくで開けようとして中身が飛び散り、キッチンが犯行現場みたいになった…と言っているわけですね。


That was different! That lid was extra tricky… Okay, here goes!
「あれは違うんだよ!あのフタは特別厄介だったんだ… よし、いくぞ!」
That was different. を直訳すれば「あれは違った」という意味ですが、要するに「あれは違うんだ」のように言い訳をする時によく使う定番セリフになります。lid は「フタ」のこと、そして extra tricky は「特に難しい」「特に扱いにくい」といった意味になります。最後、Here goes! は「よし行くぞ!」とか「さあやるぞ!」といった意味の掛け声系の定番表現です。


Wait, are you turning it the wrong way? Righty tighty, lefty loosey.
「待って、あなた逆に回してる?「右で締めて、左で緩める」だよ」
the wrong way は「間違った方向」のことで、ここでは Are you turning it the wrong way? で「あなた逆に回してる?」といった意味の疑問文になります。そしてここで今回取り上げる定番セリフが出てきました。Righty tighty, lefty loosey. は「右で締めて、左で緩める」という意味で、ネジやボルトなどを締める時に右回りで締めて、左回りで緩めるということを覚える際の標語や語呂合わせのような定番セリフになります。


I know how lids work. Okay, if my hands won’t do this, I’ll just use… this knife!
「フタの開け方ぐらいわかっているよ。よし、手で開けられないなら… このナイフを使う!」
I know how something works. という定番表現もぜひ覚えておきたいです。これで「○○の仕組み・やり方を知っている」という意味を表します。ここでは I know how lids work. で「フタの開け方ぐらいわかっている」といった意味になります。そして won’t do は「うまくいかない」「機能しない」という意味の、これまた定番表現です。ここでは if my hands won’t do this で「もし手でうまく開けられないなら」といった意味になります。


No, absolutely not! That’s how accidents happen. Just let me try something.
「ダメ、絶対!それ、絶対ケガするやつだから。ちょっと私にやらせて。」
Absolutely not! はまさに「ダメ、絶対!」という意味の定番表現です。それから、この定番セリフもぜひ丸ごと押さえておきたいですね。That’s how ~. は「それが~するきっかけになる」という意味で、ここでは That’s how accidents happen. で「そうして事故は起こる」という意味を表します。Let me try something. は「私に何かをやらせて」という意味の許可を求める定番表現です。


Oh, this should be interesting. What’s your big secret?
「ほう、これは見ものだな。魔法みたいな開け方でも知ってるの?」
This should be ~.は「これは~になるはず・なりそうだ」という意味の定番表現で、ここでは This should be interesting. で「これは面白いことになりそうだ」とか「これは見ものだ」みたいな意味を表します。それから What’s your big secret? を直訳すれば「あなたの大きな秘密は何ですか?」という意味ですが、要するに「どんな大がかりな秘密があるの?」とか「どんな大そうなことをするの?」みたいな意味の表現になります。


I’m going to run hot water over the lid for a few seconds.
「フタの上に数秒間だけお湯をかけるのよ」
run water over ~ は「~に水をかける」という意味の定番表現で、ここでは run hot water over the lid で「フタの上にお湯をかける」という意味になります。for a few seconds は「数秒間」という意味の定番表現ですね。


Pfft. Yeah, like that’s gonna… Wait, did you just open it?!
「プッ、それじゃ開くわけが… えっ、ちょっと待って、開けられたの!?」
Pfft は笑いをこらえたり、嘲笑したりする際に思わず口から出る「プッ」とか「フフフ」といった息の音を表します。Like that’s gonna… は Like that’s gonna ever happen. のことで「そんなこと絶対に起こらない」とか「そんなの無理に決まってる」みたいな意味を表します。


Yep. A little heat makes the metal expand, so it twists easier.
「そうよ。ちょっと加熱すると金属は膨張するから、ひねるのがラクになるの」
【make + 目的語 + 動詞】は「何かを~させる」という意味を表すことが出来ます。ここでは make the metal expand で「金属を膨張させる」という意味になりますので、A little heat makes the metal expand で「少し温めることで金属製のフタが膨張する」と言っているわけですね。


That’s… cheating. But also, kind of genius.
「それは…ズルいな。でも、ちょっと天才的でもある」
cheating は「ズル」「不正行為」「浮気」という意味です。例えば試験中の不正行為を日本では「カンニング」と言いますが、英語では cheating といいます。kind of genius は「天才の一種」「天才のような」「天才的な」といった意味ですね。But also, kind of genius. は「しかし、ちょっと天才的でもある」といった意味になります。

● ディクテーションの解答と解説:
Changing the lightbulb? Remember, righty tighty, lefty loosey.
「電球を交換するときは、右で締めて、左で緩めるのを忘れずに!」
lightbulb は「電球」のこと。そこで changing the lightbulb は「電球を交換する」という意味になります。Remember ~. は「~を忘れずに」とか「~を覚えておいて」といった意味、そして今回取り上げた Righty tighty, lefty loosey. は、ネジやボルトなどを「右回しで締めて、左回しで緩める」という意味の標語のような表現です😊
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