● 動画のスクリプトと和訳・解説テキスト:
Hey, Mark! We’re all going hiking on Saturday. You’re coming, right?
「ねえ、マーク!私たちみんなで土曜日にハイキングに行くの。あなたも参加するよね?」
We’re all going hiking on Saturday.は現在進行形ですが、既に確定している未来の予定については現在進行形で表すことが出来ます。go + -ing 形はアウトドアのアクティビティを表す定番表現です。ここでは go hiking で「ハイキングに行く」という意味になります。例えば go skiing なら「スキーに行く」、go swimming なら「泳ぎに行く」といった具合です。You’re coming, right? の right? は付加疑問文の一種で「○○だよね?」のように相手の同意を確認したい時につける定番パーツです。
Uh… hiking, huh? That sounds… really outdoorsy.
「ええと…ハイキングかい?それって…すごくアウトドアな感じだね」
That sounds ○○ は「○○のように聞こえる」「○○みたいに感じる」という意味で、相手の言い方や話し方、あるいは話の内容についての感じ方を表すことが出来ます。ここでは really outdoorsy で「とてもアウトドアっぽく聞こえる」という意味になっています。
Of course it is! It’s hiking! So, you’re in?
「そりゃそうよ!ハイキングだもん!あなたも来るでしょう?」
So, you’re in? の be in もぜひ覚えておきたい定番表現です。例えばAre you in? なら「あなたも参加しますか?」という意味になり、それに対して I’m in! と答えれば「参加します!」という意味になります。簡単な表現ですが、こういった定番セリフを知っているだけでネイティブっぽい英語を話せるようになるわけですね。
I mean, I’d love to… but I might have… plans.
「いやその、ぜひ参加したいんだけど…もしかしたら…予定があるかも」
I mean は「つまり」とか「要するに」といった意味の前置き系定番表現です。これを使わない時は無いというほど、日常会話では頻繁に出て来る定番パーツですね。I’d love to ~ は「ぜひ○○させて頂きたい」という意味の丁寧な表現です。そして I might have plans.というのは「予定があるかも知れない」という意味のフレーズですね。I have a plan. や I have plans. で「予定・計画がある」という意味ですが、断定を避けて曖昧に言いたい場合は may や might といった助動詞を使うことで断定度を下げることが出来ます。ちなみに may よりも might にした方がさらに断定度が低くなり、曖昧なニュアンスになります。
Might have plans? Come on, it’s just a yes or no.
「あるかもって?はっきりイエスかノーで答えてよ」
Come on. は「いいじゃない!」とか「おいおい!」といった意味の定番表現です。それからここでも面白い表現が出てきました。yes or no というのは「イエスかノーか」という意味、a yes-or-no question なら「イエスかノーで答える質問」という意味になります。
How about I… get back to you on that? I need to… check a few things.
「じゃあ… それについては後で返事するってことでどう?ちょっと…確認しないといけないことがあって」
How about ~? は「~はどう?」とか「~はいかが?」という提案を表す定番表現です。そして get back to you は今回取り上げる定番セリフで「あとで返事します」という意味を表します。ここでは on that を続けて「それについては」という意味を加えています。need to ~ は「~する必要がある」、check a few things は「いくつかのことを確認する」という意味です。a few は「いくつかの」や「少しの」という意味で可算名詞につけて、何かがいくつかあることを示します。a を付けずに few とすると逆に「ほとんど無い」という否定的な意味になります。
Oh, come on, Mark! Last time you said “I’ll get back to you,” but you never did!
「もう、マーク!前回も『後で返事する』って言ったけど、一度も返事してくれなかったじゃない!」
get back to you は、特にこの I’ll get back to you. の形で使われることが多く、例えば電話で「折り返し電話します」とか、「あとで返事します」といった意味を伝えることが出来ます。もちろん、電話だけでなくメールや普通の会話でも使われる、日常会話頻出の定番セリフですね。
That was… different. This time, I’m serious. I’ll definitely get back to you.
「あれは…違うんだよ。今回は本気だからさ。ちゃんと後で返事するよ」
I’m serious.もぜひ覚えておきたい定番セリフです。直訳すれば「私は真剣です」ということで、「本気です」とか「マジです」「ガチです」といった意味を表します。疑問形で Are you serious? とすれば「本気?」とか「マジで?」「ガチで?」といった意味になります。それから今回の定番セリフ I’ll get back to you. に、ここでは definitely という副詞が使われていますが、これは「確実に」とか「絶対に」といった強調を表します。
Really? And when exactly should I expect this miraculous response?
「本当に?で、その奇跡の返事はいつもらえるのかな?」
ここでも exactly という副詞が使われていますが、when exactly あるいは exactly when とすることで「厳密にいつですか?」とか「正確にいつですか?」といった意味になります。このように、日常会話でよく使われる副詞を一通り覚えておくと、あなたの英語表現の幅やバリエーションを大きく広げることが出来るようになります。
Uh… Friday night? Yeah, I’ll get back to you on Friday night!
「ええと…金曜の夜?そうだね、金曜の夜に返事するよ!」
I’ll get back to you on Friday night! は「金曜日の夜に返事をします」という意味で、日付や曜日の前には前置詞 on をつけます。ただし、日常会話ではこういった前置詞を省略することも多いので、例えば I’ll get back to you Friday night! のように言うことも多いです。
Yeah, yeah. I’ll believe it when I see it, Mr. “I’ll Get Back to You.”
「はいはい。実際に返事が来てから信じることにするわ、『後で返事する』さん」
最後も良い定番表現が出てきました。I’ll believe it when I see it. は「実際にこの目で確かめてから信じます」という意味の定番セリフです。相手の約束が疑わしい時などによく使う表現ですね。Mr. “I’ll Get Back to You.”というのは「I’ll Get Back to You.さん」という意味で、要するに男性が I’ll Get Back to You. を繰り返すので、皮肉でこう言っているわけです。
● ディクテーションの解答と解説:
I’m not sure about the exact date, but I’ll check my calendar and get back to you soon.
「正確な日付についてはわかりませんが、予定を確認してからすぐに連絡します」
動画のレクチャーでも exactly「正確に」「厳密に」という意味の副詞が出てきましたが、exact は「正確な」「厳密な」という意味の形容詞です。つまり、I’m not sure about the exact date. というのは「正確な日付についてはわかりません」という意味になります。I’ll check ~. は「~を確認・チェックします」という定番表現ですね。ここでは calendar「カレンダー(予定表)」を確認してから get back to you「あとで返事します」と言っているわけです。 😊
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